この205 私という猫29 ハイシロー3 

↓↓↓↓↓まとめて読みたいひとはこちらへ↓↓↓↓↓
1〜10   11〜20   21〜23   24〜28   29〜



118私猫30_1ハイシロー3_080307



118私猫30_2ハイシロー3_080307



118私猫30_3ハイシロー3_080307



温かくなってきましたね。
冬の間すっかり見かけなくなった野良猫たちもぽつぽつと姿を見せるようになってきました。

日ごろ、電気代の節約のためにエアコンはあまり使わないようにしているのですが、
長時間外出するときには、家の猫たちのためにタイマー予約しています。
外出が長引けばエアコンは運転しっぱなし。
だから、どれだけ着込んでも縮み上がるような寒さの真冬の路上で時折、
香箱を固く組んでいる半野良猫を見ると複雑な気持ちになります。
真冬に見ることができる野良猫というのは、
人間から、餌の面倒だけ見られている半野良が多いように思います。

私の住んでいるあたりには、けっこう野良猫が多いのですが、
冬は不思議なぐらい姿を見せません。

そして不思議なぐらい、春になると再び顔を見せる。
どこかに、猫の国へ続く通路があって、そこで彼らは冬を過ごしているんじゃあないかと
しゃがんで探してみてしまうほど。

温かい気候の猫の国があるならば春に、
わざわざ生きにくい、人間たちの暮らしの中に顔を出す必要はないわけで、
やっぱりどこかの物陰でじっと身を寄せて、冬が過ぎるのを待っているのでしょう。

きっと寒さに耐えることができずに力尽きてしまう子猫や老い猫も
たくさんいることでしょう。そう考えると、
去年の秋以来久しぶりに会った、野良の子猫のずいぶんたくましくなった姿に
そうか、きみは冬を越すことができたのか、すごいねえ、おつかれさま、よくがんばったねえ
などとと話しかけずにいられなくなります。

それにしても、野良猫たちのほとんどが隠れていられる場所というのが
この町のどこかにあるのだと思うと、世界って本当に謎だなあと思います。
きっと、見えていないことのほうが多いんだろうな。

机の上から天袋に飛び上がるために、どれぐらいのジャンプ力が必要か、私は知らない。
けど、ピップさんもポッケさんも知っているのです。
お化粧に使うブラシが放つ獣の香りを、私は知らない。
けど、ピップさんもポッケさんも、それをちゃんと嗅ぎ取って、ボロボロにしてくれるのです。

壁の、一見何もない一点をじっと見つめるポッケさんの視線も、
「ああ、私の見えないものを見てるんだな。
なにしろ私には見えてないものの方が多いんだもの」と
すんなり受け入れられるようになります。

「私という猫」に登場する猫たちは、冬でも活動的ですね。
でも、ひどい寒さの中で君たちは裸で生きているんだねえと感心しながらかいています。

CIMG1761.jpg



ハイシロー編は、もう少し続きます。
とっととボス捜索に行かんかい!と、私もじりじりしているのですが。




↓活力の1クリック! ↓応援よろしくおねがいします!!。




トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://denyakonogoro.blog89.fc2.com/tb.php/220-05978cc6

skin presented by myhurt : BLOG | SKIN
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー  FC2ブログ
copyright © 2005 でんやこのごろ 〜イシデ電ブログ〜 all rights reserved. Powered by FC2ブログ