この519 尻言葉を思う日

苦いくらいに濃いウーロン茶でつくったウーロンハイが飲みたくなり黒烏龍茶のパックを買ってきて家で作ったところ大正解。
うまいうまいと明け方まで飲んでしまって大不正解。

スマートフォン片手にTwitterで起こったらしいゴシップを追うのに気をとられ土鍋のごはんを盛大に焦がすという悔やんでも悔やみきれない愚行。
おこげフレーバー強めのとうもろこしご飯にかぼちゃの煮物。
なんだか甘い御膳になったけどいいや。
お味噌汁ときゅうりのぬか漬けで朝食なんと14時。


トイレ掃除をしていたらふいに思い出した、だいぶ前に読んだネット記事。
たしか公衆トイレの便座ペーパーか消毒スプレーを使う派使わない派のアンケートをとったものだった。
使わない派の意見のひとつに「汚れてどうにかなる尻じゃない」という回答があった。

汚れてどうにかなる尻じゃない
汚れてどうにかなる尻じゃない

イイネ!
大切なことはどんどん忘れるのにこういう「で?」ってことばかりよく覚えている。



喫茶店で仕事。
ミックスサンドを頼んだら皿の上でのミックスではなくパンの中でのミックスだった。ハムたまごサンド。
ハムサンドとたまごサンド、別々に食べたかったのに。
毎度のことながらなかなか集中できず、例の「汚れてどうにかなる尻じゃない」の記事を検索してみるがみつからず。
ウーロン茶ウーロンハイはカタカナで「ウーロン」だけど黒烏龍茶は漢字で黒烏龍なんだよななんとなく、とか、
すいかと桃と梨は冷やして食べたい。
りんごと柿とバナナは常温で食べたい。
いちごは?常温。
メロンは?冷やす。
…などと実のない考えごとばかりして時間が過ぎていく。

作業のすすまなさを冷房のきつさのせいにしだす19時43分。



この518 とうもろこしご飯を炊かなかった日

9時すこし前起床。
朝っぱらから大きなシチュー鍋を引っ張り出してきて、冷凍保存しておいた大量のとうもろこしの皮と芯をゴンゴン放り込み、たっぷりの水で煮出す。
しっかりだしをとってこれでとうもろこしご飯を炊くという魂胆である。
包丁が切れにくい。そろそろ研がなきゃ、と思ってから一体どれほどの時間がたったか。

朝食はもちろんとうもろこしご飯。ではなくて、お味噌汁だけにしておく胃弱。
わかめ豆腐ねぎもやし。みそは麦と赤、半々。
胃腸の疲労には青じそがよく効く、かどうかは知らないが庭のプランターから3枚摘んでいいかげんにちぎってお椀に追加。
「カフェなう」といった調子で2匹の蚊に並んで脛を刺され腹が立つ。

天気がいい。
植木に水をやって洗濯。洗剤の香りがきつい。
重曹を小さじ3杯ほど洗濯機に追加して回す。
こうしておくと部屋干ししても生乾き臭がしない。気がする。

夕方。そろそろご飯の仕度をしようと思ったらバターがない。
我が家のとうもろこしご飯はとうもろこしのだしで炊いたご飯にバター醤油で炒めたとうもろこしを乗せるのである。
ごま油もない。オリーブオイルもない。
いくらしょっちゅう油売ってるからってこんな一度になくならなくたっていいじゃないか。
そういえば料理酒も切れていた。重いものばっかり。もういやだ。
全部なかったことにして焼き鳥屋で飲みたいがそういうわけにもいかない。
買い物袋を提げてスーパー。


…へ向かったはずが、本当に焼き鳥屋に入ってしまう。ひどい。
「ねぎまとなんこつ塩で、レバーたれで」じゃねーよ。
これは事故です。

バターもろもろ買って帰宅。
お米は朝とっただしに浸けてある。
ご丁寧に土鍋を使っているテンションが悲しい。
鍋ごと冷蔵庫にしまう。
庫内がぎゅうぎゅうで苦情のような異音を上げている。
22時。







この517 梨を食べた日

はいはいパース定規ベクターレイヤー。
漫画制作ソフトと明け方まで相撲をとっていたため完全に寝不足である。
勉強になったのかなっていないのかまだわからぬ。

燃えるごみを出したから私はまだ大丈夫。
すいかの皮やとうもろこしの芯。
夏の生ゴミはかさばるのですぐ冷凍庫がパンパンになってしまう。←生ゴミを冷凍して保管している。

作りおきのお味噌汁を飲む。
8時46分。

フル稼働中のしむらさんのお仕事場をのぞく。
アシ・レディに「テニスの王子様」ミュージカルの解説を受ける。
この作品は興味のない身からすると相当ヘンテコで困惑するばかりなのだけれど、好きなひとから見てもやっぱりヘンテコではあるという。
だからといって嘲笑含みの斜に構えた面白がり方をしているのかといえばそんなことはなく、ちゃんとその世界を正面から楽しみキャラに萌えキャストを応援し涙したりもするらしい。
いくつもの好きが織り成す愛なり。
ひとの好きなものの話を聞くのは面白いなあ。

レディの故郷から贈られたという梨のおすそわけをいただく。よく冷えている。
帰宅して仕事。



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この516 急ぐ日

朝。
メス猫がうまいことうんちを切ることができずおしりにぶらさげたまま部屋じゅう逃げ惑うパニックで目が覚める。
こういうことはときどきあるけれど野良猫はどうしているんだろう?などとぼんやり考えながら手を貸す。
6時半。

なんだか胃腸が疲れている。
朝ごはんどうしよう、と思いつつも活動し始める元気がわかず猫と布団の上。
二度寝して何時に起きたのかは言わないでおこうフフフ。

秋のコミティアの準備も手つかずなのに、というか、商業誌に営業するためのネームもまだなのに、なぜか来年のコミティアの準備をあれこれ始める。
そういうことって人生にはあるよあるって。
いいの、いろんなことをちょっとずつ進めるの。
誰に言ってるの。

お昼は冷やし中華。ハムきゅうり錦糸玉子紅しょうが。
もうちょい野菜をと、味噌汁用の網杓子にわかめともやしを入れて麺といっしょにゆで、先に鍋から上げて冷やして水を切っておく。
甘酢醤油たれ派だけど今日はなんとなくごまだれにした。
なるほどねーと思いながらモッソモッソ食べる。
お皿を片付けに台所に立ったら水を切ったまま盛り付け忘れたもやしとわかめが乾いていた。ノー。

コミティアのあれこれをやっているうちに夕方。
シャワー。それから仕事。


この515 ある日

朝。
オス猫に起こされるががんばって無視する。
昨晩与えたカリカリがえさ皿に残っているが、新しいものがほしいのだ。
お残しさせたくない(&まだ寝たい)飼い主と猫との攻防。
これを食べさせないと残りものはメスが片付けることになり、古いえさで肥えていく。
家族の残したおかずをつついて太っていくお母さんみたいだ。
オス猫、あきらめてしぶしぶ食べ出した。勝った。
しかしこちらも目が覚めてしまったので起きる。
6時23分。

お味噌汁はかぼちゃとしめじと玉ねぎと油揚げ。
だしは数種類のくず野菜からとった野菜だし。
小玉醸造の秋田味噌がおいしい。
味噌汁を豪華にして貧乏を乗りこなすのだ。

近所のおばあさんから頼まれごとを受けていたのでおばあさん宅の管理会社に朝イチで電話。
彼女の名前を出すと返答にため息がまじったように感じた。
相談された用件を説明するが、みるみる「あちゃー」という気持ちが沸いてくる。
先方はすっかり「ボケ老人が起こしたご近所トラブル」と受け取ってしまっているようだ。
あわてて、けっして迷惑をこうむっているわけではないと付け加えるが、なんだか「ほんとは迷惑だけど迷惑じゃないって言ってる人」みたいだ。
いつからかおばあさんの時間の流れが独特になってきていることにはうすうす気づいていた。
しかし少なくともおばあさんと私の、現在までのコミュニケーションに不都合はなにも生じていない。
私だって世間の時間の流れから落ちこぼれたような暮らしだ。
本人から頼まれたこととはいえ、クレーマーになってしまった気がして申し訳なく思う。

電話を切ってしばらく呆然としていたが「ポッケ石松」とオス猫に声をかけて気をとりなおす。
じゃがいも顔のオス猫ポッケにしむらさんが付けたあだ名で気に入っている。

おもむろに布団に飛び込みメモライターを開いてネタ出し。
「枕職人が作った 本を読むための枕」というのがあるのか。ほしい。
あれ?ネタ出ししていたのではなかったか。なぜ枕を検索している。

お昼はしむらさんとカレー。
いつも同じ内容の愚痴を聞いてもらって申し訳ない。いいかげん新作の愚痴を披露したい。
アイスコーヒー。
ブラックで飲み始めて途中からミルクとシロップを入れて飲むクセを今日も突っ込まれる。
スケラッコさんの新刊「大きい犬」の話など。

帰宅したら猫が猫じゃらしを持ってきたので遠くに投げて拾ってこさせるのを3度くらいくりかえし、お互いに飽きる。

仕事をがんばるつもりで飲みのお誘いを泣く泣く2件辞退する。断ったからにはやることはひとつなのだ。そうだろハニー。







この514 15時37分までの日記

7時半に起きたような気もするし8時半に起きたような気もする。

台所で猫が吐いたので片付ける。
流しに洗い物がたまっていてうんざりする。
きのう一生懸命洗ったのにもう、と忌々しく思うけれどおいしいおいしい食べて汚したのは自分なんだからしょうがない。
ザルだけ洗ってばばっと水を切って庭に出る。プランターのバジルをザルいっぱいになるまで摘む。
ジェノベーゼソースなんか作ろうと思って前日松の実とにんにくを買っておいた。
できたパスタを食べながら「ジェノベーゼ なんちゃら」で検索したら、ジェノベーゼソースとは玉ねぎをベースに作るソースでバジルは使わないという。なんですって。
われわれがジェノベーゼと呼んでいるこの緑色のタレはペストというらしい。
ペストソースのパスタ、コーンスープといっしょに食べた。

洗い物を7割くらい片付けて飽きて、適当に腹筋運動とインチキ腕立て伏せをしてなんとなく満足する。
猫をさわりながら「ぞうりの編み方を覚えたい…」とイメトレしていたらえっもう昼。
本当に7時半か8時半には起きていたのか疑わしい。

同人誌の注文が入っていたので梱包して抱えてファミリーマートへ。ピクシブboothの匿名配送サービスありがたい。
同じサイズの封筒の束、全部中身も送り先も違うため神経を使う。
コンビニのお兄さんはこともなげに次々仕事を片付ける。
10代のころコンビニでバイトを始めたことがあるが暇すぎて命にかかわると思い3日でやめてしまった。2日だったかもしれない。1日だったかもしれない。
今のコンビニは覚えなきゃならないことがたくさんあって大変そうだなと感心を通り越して途方に暮れる。

喫茶店でネタ出し作業。
といってもなんにも出てこない。ない袖は振れない。次から次へとボツを乱発して袖なんかない。ノースリーブ。チューブトップ。
隣に座ったおばあさんが娘と向かい合っているが久々に会ったらしくものすごくはしゃいでいる。
娘はそれなりに中年だが母親は幼子を愛でるように食べ物や飲み物をすすめる。
娘もニコニコとたわいのない返事をしている。
お互いにものすごく距離を計っている感じがするぞ。カバディカバディ。

喫茶店ではほとんど手が動かず。
家で、生活と現実にあふれた環境で描くから「顔に似合うもの」を描いてしまうんじゃないか。
ものすごくかっこつけたものやとんでもなくキラキラしたものを「いやいやいやそんなそんな」と遠慮して避けてしまう。ハッタリに照れてしまう。
これではいかんと喫茶店に来たら来たでチューブトップだカバディだと気を散らしては結局帰宅する。
そんなことを毎日毎日やっている。毎日毎日毎日毎日やっていて、昨日と一昨日のちがいが思い出せない。
昨日は夕方のスーパーで安くなったカツオのたたきを買って食べた。
一昨日も夕方のスーパーで安くなったカツオのたたきを買って食べた。
カツオ以外思い出せないのになぜ二日連続でカツオを食べるか。
安いからって、戻りガツオの季節だからって。
どうせ一昨日も昨日と同じくお皿を洗わずに寝たんだろう。なんなのかこの人間は。
カツオの分類は「スズキ系スズキ目サバ亜目サバ科マグロ族カツオ属」だそう。結局だれなのかカツオは。
なぜ食べたものをいちいち検索するのか私は。
いちど起床からやったことをひとつひとつ書き出してみてはどうかと思う。
書き出してみた。
まったくあきれた。
16時15分。

この513 ネームあげます企画を終えてつれづれ

「晴れ間に三日月」ネームあげます企画、
募集期間を終え、先日当選者にブツを発送してきました。

当選、といっても、はずれた方にも
三日月以外の漫画のネーム他を送りましたので実質全員当選です。
わたしくらいの売れなさだとそういうことができるんですね。
もしかしたら三日月以外のネームがほしかったのに
三日月が当たっちゃった…なんてひともいたりして。

数日待っても届かない方はご一報ください。
郵便事故か、住所に不備があったか、
そもそもメールが届いていなかったとか…


10月25日、「晴れ間に三日月」発売日。
企画をスタートするとまもなく
続々と購入報告や感想がTwitterにあがってきました。
順調順調…とPC前待機するわたし。

しかし…

いくら待っても応募が来ません…

翌日も。

なんと、2日間応募がゼロでした…!

もう、血の気がひいたよ…
コミックナタリーさんまで記事にしてくれたというのに。
誰もほしがらないものをあたかも価値あるもののように
「あげますよ!あげますよ!」って
嬉々としてふれまわっちゃったのか…つって。
うわあああああああ!って。
「自分よりかっこ悪いひとを見たことがないな」と思うような
できごとが私の人生にはしばしばあります。

でも3日目以降からはちゃんと応募がありました。ほーーーっ…!
よかった…ありがとうありがとう…


こちらの腹のうちとしては、おなじみの
「早めに買ってほしい、感想(という名の宣伝)をつぶやいてほしい」
というのはもちろん切実にあるわけですが、
そんなのは読者さんの勝手で、
いつ買ってもいつ読んでも自由、
感想言おうが言うまいが自由、
作者の都合に沿わなきゃいけない筋合いはないっちゃないわけです。

だから!タダでとは言わない!
記事(感想)書いてくれたら、
原稿料代わりにあげられるものを差し上げます…!
…っていう企画だったわけです。
応募してくださった方々はさすが、
この辺りをしっかり察してる方が多く、
「Twitterより閲覧数の多いブログに書いておきました!」とか
「書店をハシゴしたけど見つからなくてAmazon使っちゃいましたすみません!」
なんて気を使ってくださる方もおられ…
かたじけない。

それにしても。
発売直後に買って読んで感想書いたけど
応募してこなかったひとたちの存在よ。
てっきりブツ欲しさの行動とばかり思ってしまった
私をゆるしてください…
ああ、きれいな心になりたい。

応募して応援してくださった方も
せずに応援してくださった方も
本当にありがとうございました。

感想書いたのに応募し損ねてしまった方もいらしたようです。
この先もわたしの漫画を読んでいただけたら、
こんなような企画はわりとちょいちょいあるんじゃないかと思います。
そのときぜひ参加してくださいませ。

あ、まだ買ってないひと、
今日書店に走ってくれてもいいのよ~






みなさんの感想をまとめました↓

「晴れ間に三日月」感想まとめ



でんやこのごろ ~イシデ電ブログ~

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